「受験生、残り2ヶ月で逆転合格は可能か?」 9割が知らない中学受験の誤解㉖ 

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

中学受験カウンセラー野田英夫です。

今週も、多くの保護者の皆様が抱える疑問にお答えしていきましょう。

今回のテーマは、

「受験生、これからの逆転合格は可能か?」

いよいよ12月、入試本番まで残り2ヶ月となりました。

中学受験本番を控えたこの時期、

多くの受験生とその保護者の皆様が、

大きな不安を抱えています。

「この偏差値で逆転合格なんて本当に可能なの?」

このような疑問を抱えるのは当然のことです。

大切なお子様の一生にかかわることですから。

しかし、ここからの逆転合格は十分可能です。

ただし、この時期に必要なのは、

闇雲な努力ではなく、

根性論でもありません。

具体的かつ実践的な戦略です。

以下に、残り2ヶ月で成果を出すための具体策をご提案します。

参考にしてください。

1. 志望校で合格点を取れれば、偏差値やクラス順位は関係ない

受験の本質を忘れないでください。

志望校の本番の試験で、合格点を取れれば合格できます。

たとえ偏差値が足りない、

下位クラスにいるといった状況であっても、

それはあくまで現時点での指標に過ぎません。

重要なのは、今から何をするかです。

偏差値の数字に惑わされないことです。

塾や模擬試験の偏差値は、

入試にはいっさい関係がないと思ってください。

偏差値は、塾や模試の結果であり、

入試本番とは別物なのです。

本番で出題される出題内容と得点配分を把握し、そこに集中しましょう。

過去問で合格点を取ることに集中してください。

まずは志望校の過去問を徹底的に解き、

合格点を目指すことを最優先にしましょう。

苦手な分野を分析して克服し、

かつ、得意な分野で確実に得点を積み上げる戦略が重要です。

そして、塾のクラスの順位にこだわらないことです。

集団指導のクラス分けや成績表は気にせず、

「自分のゴール=志望校合格」に向けて全力を尽くしましょう。

志望校に合格するために必要な学力ではなく、

入試問題への解答力をつけることが最優先です。

偏差値と同様に、

塾のクラス順位は、

入試にはいっさい関係がないと思ってください。

2. 直前の集団指導は無意味

この直前の時期、

集団指導塾で皆が同じ授業を受け続けるだけでは効率が悪過ぎます。

はっきり言って十把一絡げで授業では何の意味もありません。

お金の無駄でもあります。

理由として、

個々の状況に応じた学習ができないというデメリットがあります。

集団指導では、

クラス全員が同じ内容を同じペースで進んでいきます。

いまやるべきことは、

本番に一番近い過去問で合格点を取れるように学習することです。

志望校に関係のない総合的な勉強をしていても、

本番で出題される確率は非常に低いと言わざるを得ません。

集団授業の一番の問題は、

お子様の志望校の過去問を扱えないことです。

解決策としては、

個別指導か家庭教師を取り入れることです。

まずやるべきことは、

志望校の入試問題で出題される苦手分野に集中するのです。

もしその苦手分野が毎年出題される重要分野であれば、

それだけで本番の得点は5~6点は加算されるはずです。

この時期こそ、苦手な単元をピンポイントで復習する個別指導が効果的です。

3. 過去問対策を最優先にする

志望校の出題傾向を把握し、効率的に学習を進めることが成功の鍵です。

具体策:過去問活用の3ステップ

①   出題傾向の徹底把握

志望校の頻出分野を洗い出し、

何が重要でどこに重点を置くべくかを認識します。

②   解き直しを徹底

解きっぱなしではなく、間違えた問題を徹底的に見直します。

そして、その間違えた問題だけでなく、

その問題の類題をテキストから探して、解いておくのです。

「なぜ間違えたのか?」を明確にし、次に活かします。

③   本番を想定した時間配分の練習

本番と同じ時間設定をし、

時間内に解き切る練習を繰り返します。

時間内で解き切れるようになったら、

制限時間を5分短くして実施してみる。

4. 親ができる子どもにできること

この時期、子どもにとって最も必要なのは「安心感」です。

保護者が焦っていると子どもも落ち着きません。

焦る気持ちも理解できますが、

その気持ちを子どもに悟られてはいけません。

家に帰ったら、「安心」できる環境を整えてあげてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

では、また!

中学受験カウンセラー野田英夫でした。


次回のブログもぜひお楽しみに!

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