中学受験 「あなたのためなのよ・・・」 は本心か? ~わが子の受験、母親の葛藤~
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
中学受験カウンセラー野田英夫です。
中学受験・・・、
それは、親子の絆を試す、時に残酷な試練となります。
先日、あるお母様からこんな相談を受けました。
「私が『あなたのためよ・・・』と言うたびに、悲しそうな顔をするんです」と。
この言葉、中学受験を経験した多くの母親が、一度は口にしたことがあるかもしれませんね。
でも、その言葉、本当に「本心」からですか?
≪まだ幼い心に、重すぎるプレッシャー≫
小学生。
まだまだ遊びたい、自由な時間を過ごしたい。
そんな年頃の子どもたちに、人生を左右するかもしれない重すぎるプレッシャーをかける中学受験。
精神的に「ませている子」は、親の期待に応えようと、高い集中力で勉強に励む。
でも、精神的に「幼い子」は、遊びたい気持ちを抑えきれず、勉強に身が入らない。
欲求の方が優先してしまっている。
同じ年齢なのに、この差は一体何なのでしょうか?
≪サピックスの光と影 ~親の見栄と子どもの苦悩~≫
中学受験塾の最高峰、サピックス。
上位2割の「選ばれし者たち」は、難関校合格を目指し、目を輝かせて勉強に励みます。
いま自分がやるべきことがわかっている。
でも、残りの8割の子たちは?
「ついていけない」
「わからない」
「つらい」
そんな悲痛な叫びを上げながら、
それでも親の期待に応えようと、必死に食らいついています。
親は、子どもをサピックスに通わせているという「ステータス」に満足し、子どもにこう言い聞かせます。
「あなたのためなのよ・・・」
でも、その言葉の裏には、親の見栄や焦りが隠れているのではないでしょうか?
≪「あなたのため・・・」の真実 ~親のエゴと子どもの犠牲~≫
「あなたのため・・・」
この言葉は、親の愛情表現であると同時に、子どもの心を縛る呪いの言葉にもなりえます。
親は、良かれと思って子どもに期待をかけ、時にはプレッシャーをかけます。
でも、その期待は、本当に子どものためなのでしょうか?
それとも、親自身の願望やエゴを満たすためなのでしょうか?
子どもは、親の期待に応えようと、自分の気持ちを押し殺し、必死に頑張ります。
でも、その頑張りは、子どもの心を蝕み、時には取り返しのつかない傷を残すこともあります。
「自分には価値がない・・・」自己肯定感を下げてしまいます。
≪中学受験、それは親の「覚悟」が試される試練≫
中学受験は、子どもの受験であると同時に、親の覚悟が試される試練でもあります。
親は、子どものために何ができるのか、何をすべきなのか、常に自問自答しなければなりません。
「あなたのため・・・」
この言葉を口にする前に、一度立ち止まって、考えてみてください。
それは、本当に子どものためですか?
それとも、親のエゴですか?
もしかして、ママ友との競争に、なってしまってはいませんか?
中学受験を通して、子どもが本当に幸せであり、自己成長を遂げられる環境を提供すること。
それが、親にとっての本当の役割なのではないでしょうか。
中学受験は、親子の絆を深めるチャンスでもあります。
子どもと向き合い、共に成長していく中で、
本当の「あなたのため」を見つけてください。
もし、今、お子様との関係に悩んでいるのであれば、一人で抱え込まず、ぜひ私にご相談ください。
中学受験カウンセラー 野田英夫
では、また!