中学受験お母さんのための 「子どものやる気を爆上げする魔法の声掛けテクニック」
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
中学受験カウンセラー野田英夫です。

子どものやる気を引き出すためには、
「母親の声かけ」が非常に重要になります。
特に中学受験では、長期間の努力と苦労が求められ、
子どもが途中でモチベーションを失ってしまうこともあります。
母親の言葉ひとつで、
子どもの可能性を広げることも、逆に狭めてしまうこともあります。
今回は、「良い例」と「悪い例」を比較しながら、
具体的な声掛けのテクニックを見ていきましょう。
【子どもの可能性を狭める悪い例】
① 結果だけを重視する声掛け
❌「次のテストでクラスが下がったら、塾をやめさせるからね。」
➡ プレッシャーを与えすぎると、
子どもは結果ばかり気にしてしまって学ぶ楽しさを失います。
② 他の子と比較する声かけ
❌「○○くんはもっとできてるのに、なんであなたはできないの?」
➡ 他人との比較は、
子どもの自己肯定感を下げ、やる気を削いでしまいます。
③ 失敗を責める声掛け
❌「なんでこんな問題もできないの? 何回同じ間違いをするの?」
➡ 子どもは失敗を恐れ、
新しいことに挑戦する意欲を失ってしまいます。
④ 決めつける声掛け
❌「あなたは算数が苦手なんだから、社会を頑張ればいいんじゃない?」
➡ 「苦手」と言われることで、
子どもは「自分はできない」と思い込み、挑戦しなくなります。
【子どもの可能性を広げる良い例】
① 結果ではなく努力を認める声掛け
⭕「今回のテスト、前より解ける問題が増えたね! 努力が実ってるよ!」
➡ 成績だけでなく、努力したプロセスを評価することで、
子どもは「頑張ること」に意味を感じてくれます。
② 過去の成長と比較する声掛け
⭕「前回はこの問題がわからなかったのに、今回はできるようになったね!」
➡ 他人ではなく「過去の自分」と比較することで、
成長を実感し、自信がつき、自己肯定感が高まっていきます。
③ 失敗を前向きにとらえる声掛け
⭕「この間違いは、次に成長するチャンスだね。どこでつまずいたか、一緒に考えてみよう!」
➡ 失敗を責めるのではなく、
「学びの機会」としてポジティブにとらえることで、挑戦を続ける力が育ちます。
④ 可能性を広げる声掛け
⭕「今は難しく感じるかもしれないけど、繰り返しやれば必ずできるようになるよ!」
➡ 「今はできなくても、努力すればできるようになる」という成長マインドセットを育てることが大切です。
【発明王エジソンの母の例】
発明王エジソンも、
幼少期に「学習障害がある」と学校の先生に言われた子どもでした。
しかし、エジソンの母は彼を信じ続け、次のような言葉をかけ続けたといいます。
「あなたは“特別な才能”を持った子。
だから、普通の学校の勉強には向いていないの。
お母さんがあなたを教えてあげるわ。」
エジソンの母は、
「できない子」ではなく「特別な才能を持つ子」として接しました。
その結果、エジソンは自信を持ち、独自の学び方で成長し、発明王へと成長しました。
白熱灯の発明で、
1万回の実験を繰り返したエジソンはこう言っている。
I have not failed. I've just found 10,000 ways that won't work.
「私は失敗したことはない。うまくいかないやり方を10,000通り見つけただけだ。」
【中学受験における実践例】
❌ 悪い例
母親: 「この時期に過去問でこんな点数しか取れないなんて、こんなんじゃ合格できないよ!」
➡ 子どもは自信を失い、強い焦りだけが募ってしまう。
⭕ 良い例
母親: 「この問題、前より解けるようになってるね! ちょっとずつ成長してるよ!」
➡ 小さな成長を認めることで、モチベーションが上がる。
【まとめとして】
〇「結果」ではなく「努力」を認める
〇「他人」と比較せず「過去の自分」と比べる
〇「失敗」を責めず「成長のチャンス」と考える
〇「苦手」と決めつけず「可能性」を信じる
母親の言葉ひとつで、
子どもの中学受験への姿勢が大きく変わります。
エジソンの母のように、
「あなたならできる」と信じてあげることが、
子どもの未来を切り開く鍵となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では、また!
中学受験カウンセラーの野田英夫でした。
次回のブログもお楽しみに!

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