【中学受験】その併願パターン危険!
進学校と付属校、目的の違いを理解していますか?
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
中学受験カウンセラー野田英夫です。
今回は、中学受験における併願パターンについて、警鐘を鳴らしたいと思います。
特に、「進学校」と「付属校」の併願を考えているご家庭は注意が必要です。
両者は入学の「目的」、「入試問題」、そして「受験対策」が大きく異なります。
そのため「進学校」と「付属校」の併願は、入学後、後悔される方が多くなる傾向があります。
また、受験勉強においても、非効率といえます。
1. 入学の目的の違い
- 進学校:難関大学への進学を目的とし、大学受験を見据えた教育が行われています。難関校では、大学受験のための時間が大半を占める傾向があります。
- 付属校:系列大学への推薦入学を前提とし、中学・高校・大学と10年間を見据えた教育が行われています。大学受験が基本的にないため、自分の好きなことに時間をつかうことができます。
このように、両者は入学する「目的」が大きく異なります。
中学・高校の6年間においても、学校生活に様々な違いがあります。
2. 入試問題の違い
- 進学校:難関大学合格のための学力を見るため、論理性を重視した難問が出題される傾向があります。
- 付属校:中学・高校での学習意欲や基礎学力を重視するため、基本問題を中心に出題される傾向があります。
つまり、進学校と付属校では、「入試問題の傾向」と対策が大きく異なります。
では、なぜ進学校の入試問題は難問の傾向になるのか。
それは、6年後の大学受験で、難関大学に合格できる素地のある優秀生に入学してもらいたいからです。そのため、論理性を重視した難問にする傾向があります。
➡進学校の入試問題には難問が多く、
➡付属校の入試問題には基本問題が多い、
さらに、
➡進学校の難易度は偏差値に比例するが、
➡付属校の難易度は偏差値に比例しない、
このように言われるのも「1. 入学の目的の違い」が強く影響しています。
3. 受験対策の違い
- 進学校:難問に対応できる応用力、思考力を養う必要があります。
- 付属校:基礎学力の定着、学校ごとの対策が必要です。
多くの塾では進学校向けの対策が中心ですが、付属校を目指す場合は、学校ごとの対策が必須となります。
チェックリスト
以下の項目について、改めて考えてみましょう。
- 偏差値だけで学校を選んでいませんか?
- お子様の中学受験の目的は何ですか?
- 志望校の教育方針、大学への進学実績などを確認していますか?
- 志望校の入試問題の傾向を把握していますか?
- 現在の受験対策は、志望校の入試傾向に合っていますか?
中学受験は、お子様の将来を左右する大きな決断です。
後悔しないためにも、正しい情報を得て、慎重に検討しましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では、また!
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中学受験カウンセラー 野田英夫