「ウサギとカメの話から考える中学受験」 9割が知らない中学受験の誤解⑱

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

中学受験カウンセラー野田英夫です。

今回のテーマは、

「ウサギとカメの話から考える中学受験」です。

皆さん、ウサギとカメの話は知っていますよね?

足の速いウサギがカメと競争する物語です。

自信過剰なウサギは、カメに余裕で勝てると過信して途中で昼寝をしますが、

ゆっくりですがコツコツと歩み続けたカメが先にゴールしてしまうというお話でしたね。

では、なぜウサギがカメに負けたのでしょうか?

「ウサギが昼寝をしたから・・・」

そう考える人が多いと思います。

もちろんそういう考え方もありますよね。

しかし、私はこう考えています。

ウサギがカメに負けたのは、

「戦う目的が違ったから・・・」

これが私の見解です。

どういうわけかというと、

ウサギは、カメと競っていましたが、

カメは、ウサギと競っていなかったということです。

つまり、

ウサギとカメでは、「目的」が違っていたということです。

ウサギは、カメとの実力の差を周囲に自慢したかった。

自分は速くてスゴイということを見せつけたかった。

ついでにいうとウサギは、カメの足の遅さをバカにしたかった。

ウサギは、カメに勝つことが「目的」だったということです。

では、なぜウサギは昼寝をしたのか?

それは、昼寝までしても、

足の遅いカメには“勝てる”という過信があったからです。

「昼寝してでも勝てた!」と自慢したかったのでしょう。

一方のカメはどうでしょうか?

カメは、ウサギに勝つことを「目的」にはしていなかった。

カメの「目的」は、

ただゴールにたどり着くことだったのです。

カメはウサギと競うことが目的ではなく、

ゴールに向かって歩み続けるという自分との戦いに集中していたわけです。

確実に歩み続けることで頂上に到達することを目標として、

自分に挑戦して勝つということを目的としていたわけですね。

これは、受験にも似ていると思いませんか?

多くの受験生はウサギのように他の受験生と競い、

勝ち負けにこだわっています。

特に、塾のクラス分けやクラス順位などはその典型ですね。

もちろん、競争することは大切なことですし、

切磋琢磨して成長できることは素晴らしいことです。

でも、他の受験生を“敵”と見なす必要はありませんし、

まして他者を蹴落とす必要なんてどこにもありません。

そして、周囲の子と比較する必要なんてありません。

中学受験というのは、

他人との競争ではなく、自分との競争なのですから。

入学試験の合否がどのように決まっているかがわかれば、

他人との競争ではないのはご理解いただけると思います。

いつもお読みいただきましてありがとうございます。中学受験カウンセラー野田英男です。 今日は、みんな知ってるようで知らない。中学受験の合格判定について説明します…

『みんな知ってるようで知らない「中学受験の合格判定」について』

でも、ではなぜカメは、

寝ているウサギを起こしてあげなかったのでしょうか?

性格が悪いから?

やはりウサギに勝ちたかったから?

そうではありません。

理由は気づかなかったから。

「集中」して気づかなかったのです。

ゴールに向かって歩み続けるという自分との戦いに集中していたからです。

そして最後に、

もしウサギとカメがもう一度勝負したらどうなるでしょうか?

私の答えは、

「もう二度と勝負しない」です。

なぜなら、カメはすでに自分の目標を達成し、目的を遂行していて、

カメは、再び競争する必要はないのです。

中学受験も同じです。二度はありません。

中学受験は一度きりの勝負です。

自分自身との戦いに全力を尽くし、後悔のないように進んでください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

では、また!

中学受験カウンセラー野田英夫でした。

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