「どうしても子どもを医師にしたいご家族のために伝えたいこと」９割が知らない中学受験の誤解㉓

2024年11月2日 2024年11月2日

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いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

中学受験カウンセラー野田英夫です。

今週は、
「どうしても子どもを医師にしたい」
そうお考えのご家族に向けてお伝えしたいと考えています。

医師という職業は多くの家族にとって憧れであり、
親としても子どもに安定した将来を与えたいという気持ちから、
医学部進学を目指すご家庭は少なくありません。

しかし、大学受験での医学部受験は、
日本でも屈指の難関であり、
精神的にも肉体的にも厳しい戦いが待っています。

私立医学部や国公立医学部を目指す際の膨大な競争率、
そして試験内容の難しさを考えると、
親も子どもも強い覚悟が必要です。

【医学部へのもう一つの選択肢】
ここで注目していただきたいのが、
「医学部のある大学付属校」という選択肢です。
中学受験や高校受験で、
医学部のある大学付属校に進学することで、
大学での過酷な医学部受験を回避し、
比較的スムーズに医学部進学ができるルートを確保することが可能です。
この選択肢は、
多くのご家族にとって検討する価値があると言えるでしょう。

【医学部付属校への進学のメリットとは？】
まず、
医学部のある大学付属校に進学する最大のメリットは、
大学受験での熾烈な競争を回避できることです。

医学部への内部推薦枠がある場合、
大学受験での医学部受験に比べて、
精神的な負担を大幅に軽減することが可能です。

これにより、子どもが医学部進学に向けて過度なストレスを抱えずに、
自分のペースでしっかりと学業に取り組むことができます。

【医学部付属校での注意点として】
一方で、
医学部への推薦を獲得する場合、
少なくとも学年で上位５～８％くらいをキープしておく必要があります。
推薦をもらうために常に上位の成績を取っておく必要があります。
そうだとしても、
医学部受験と、
学校の成績を維持することは比較になりません。

つまり、
医学部のある大学付属校に進学したとしても、
医学部への進学は内部試験や一定の成績条件をクリアする必要があります。

そのため、
日々の勉強への取り組みは継続的に行うことが求められます。
しかしながら、
大学受験の重圧に比べればはるかにコントロールしやすいはずです。

【医師を目指す選択肢としての「中学受験」】
最近では、
中学受験を通じて、
将来の医学部進学を考えるご家庭が増えていますので、
中学受験で「医学部付属校」を目指すという選択肢を検討することは、
とても賢い選択と言えると思います。
それは、
医学部への道を早い段階で確保することができるという安心感があるからです。

ご参考までに！