【中学受験の疑問】「私、このままで大丈夫?」受験ママの心の健康を守る!ストレス対策とリフレッシュ術
こんにちは、中学受験カウンセラー野田英夫です。
中学受験は、お子さんにとってはもちろん、ご家族、特に伴走するお母さんにとって、計り知れないほどのエネルギーと精神力を必要とする道のりです。
「本当にこのままで大丈夫かな…」
「なんで私ばっかりこんなに大変なんだろう…」
「もっと何かできるはずなのに…」 と自分を責めてしまう
そんな風に感じているお母さん、あなたは決して一人ではありません。
多くの中学受験ママが、同じような不安やストレスを抱えています。
今日は、そんな頑張るお母さんの心が折れないように、
メンタルケアとストレス対策についてお話ししたいと思います。
1. 完璧主義を手放す勇気を持つ
中学受験ママは、ついつい完璧を目指しがちです。
塾の宿題はすべてチェックして、食事は栄養バランスを考えて、家事も完璧に…。
「もっとできるはず」「もっと頑張らないと・・・」
そんな気持ちが、知らず知らずのうちに自分を追い詰めてしまいます。
でも、考えてみてください。
完璧である必要はありません。
◯宿題の丸つけは、全て自分でやらなくてもいい。
👉間違えた問題だけをピックアップして見てあげる、
塾の先生に任せる部分を作るなど、割り切ることも大切です。
◯栄養満点の手作り料理にこだわらなくてもいい。
👉時にはお惣菜や冷凍食品に頼ってもOK!
お子さんと笑顔で食卓を囲むことの方がよっぽど大切です。
◯家事が多少手抜きになっても、誰も文句は言いません。
👉家事代行サービスやロボット掃除機など、
頼れるものは積極的に活用しましょう。
「〇〇しなければならない」という考えを少し緩めて、
「〇〇できたらラッキー」くらいの気持ちで臨んでみてください。
肩の力が抜けると、お子さんへの接し方もきっと変わってきますよ。
2. 「自分の時間」を意識的に作る
お子さんの受験が最優先…という気持ちはよくわかります。
ですが、お母さん自身の心の健康を保つためには、
意識的に「自分の時間」を作ることが不可欠です。
たった15分でも、30分でも構いません。
👉好きな本を読む
👉カフェでぼーっとする
👉軽い運動をする
👉友人とおしゃべりする
👉好きなドラマや映画を見る
「こんなことしてる暇はない!」と思うかもしれません。
しかし、この「自分の時間」は、忙しい日々にリセットボタンを押すようなものです。
少しの間受験から離れることで、心にゆとりが生まれ、
結果的にお子さんにも優しく接することができるようになります。
罪悪感を持つ必要は全くありませんよ。
3. 周囲に助けを求める
中学受験は家族の協力体制が非常に重要です。
一人で抱え込まず、積極的に周囲に協力を求めましょう。
◯パートナーと役割分担をする
「今日の送り迎えはお願い」
「土曜日の午前中は子どもを見てほしい」など、
具体的に依頼してしまいましょう。
◯実家や義実家、友人、専門サービスを頼る
食事の差し入れ、塾の送迎、下の子の世話など、
頼れる人がいるなら遠慮なく甘えてください。
家事代行サービスや子育て支援サービスなども積極的に利用を検討してみましょう。
◯同じ受験生を持つママ友と情報交換・愚痴を言い合う
共感し合える存在は、大きな支えになります。
「あるある」を共有するだけでも、心が軽くなるものです。
※ただし、マウントを取ってくるようなママ友とは距離をおきましょう。
◯専門家のサポートも視野に入れる
例えば、お子さんの学習面でのサポートを塾や家庭教師に頼ることで、お母さんの
負担は大きく軽減されます。
早慶ゼロワンのような「ワンストップ個別指導」であれば、お子さんの学習指導だけでなく、学習管理、志望校選び、受験戦略、メンタルサポートまで一貫して任せられるため、お母さんの時間的・精神的ゆとりが大きく生まれることもあります。
人に頼ることは、決して弱いことではありません。むしろ、自分自身と家族を守るための賢い選択です。
4. 適切な「情報デトックス」を心がける
インターネットやSNSには、多くの中学受験情報が溢れています。
中には、無用な不安を煽ったり、自分と比べて劣等感を抱かせたりする情報も少なくありません。
◯情報源は信頼できるものに絞る
ブログやSNSは参考程度にし、
基本的には塾の先生やカウンセラーなど、専門家の意見を重視しましょう。
◯ネガティブな情報からは距離を置く
お子さんの成績を必要以上に他人と比較したり、
不合格体験談ばかり読んだりするのはやめましょう。
◯「〇〇すべき」という情報に囚われすぎない
ご家庭ごとの状況や、お子さんの性格は異なります。
一般的な情報に振り回されず、
お子さんにとって何が最善かを冷静に考える時間を持つことが大切です。
5. 「頑張っている自分」を労う
最後に、一番大切なことです。
毎日毎日、お子さんのために、
家族のために頑張っているご自身を、どうか認めて褒めてあげてください。
「今日も一日よく頑張ったね、私!」
「〇〇を完璧にこなせなかったけど、それでも十分えらい!」
小さなことでも構いません。
自分自身を肯定し、労う時間を持つことで、明日への活力が湧いてきます。
中学受験は、お子さんにとってはもちろん、お母さんにとっても人生の中で忘れられない経験となるでしょう。
その経験を、後悔や疲弊感で終わらせてしまわないよう、
どうかご自身の心の健康を最優先に考えてあげてください。
お母さんが笑顔でいることが、お子さんにとって何よりの応援になるのですから。
では、また!
中学受験カウンセラー野田英夫でした。